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エドモンド

これは、数週間前までの私の話です。

上手くいかない時ってあるのです。
どうにか上手くこの場所から抜け出そうとするのに、
どうにも上手く前に進めず、
後ろに退くことも出来ず、
その場にとどまり、ただただ耐えるしかなく、
耐えている間にもみるみる足下が崩れていって、
それでもそこにとどまるしかなくて、
とどまっていることで悪い方へ悪い方へ。。。
そういう時ってみんなあるのです。


シス・カンパニー公演
『エドモンド』
作: デヴィット・マメット 演出: 長塚圭史
出演: 八嶋智人 大森博史 酒井敏也 小松和重 中村まこと 明星真由美 平岩紙 小泉今日子
日時: 2005年8月19日(金)~ 9月13日(火)

エドモンド
(もちろん、チラシは大森さん側を)


昨日、「エドモンド」を見てきました。
私より前に見た方々から「楽しいだけの話じゃぁないよ~」と
さんざん聞かされていましたが、
まぁ、ホントにその通りで。。。(苦笑)
ただ、私は、それなりの救いも笑いも見いだすことが出来たように思います。
(それは大森さんが私のバカな質問にも真面目に答えてくれたおかげ)

前半、エドモンドが鬱屈とした中にちょっとした
楽しみ(?)を見いだそうといろいろな場所へ出向きます。
その度に騙され、誤解され、また騙され、、、
どんどん道を外れていきます。
「あるんだよなぁ、こういう時って。。。」
なんて、暢気に笑いながら見ていた私ですが、
徐々に笑えなくなっていくのです。


何年か前、私はアルバイトもせずにただただ刺繍を家にこもってしていたことがありました。
貯金があるときは、好きなことを好きなだけやれている、
自己満足ではあるけれども、ゆとりと安定とで豊かな日々でした。
でも、どんどん貯金がなくなっていくと、
その豊かさがみるみるしぼんでいきました。
それが刺繍にもどんどん影響していきました。
大学時代の先生に
「先生、お金がなくなると、心まで余裕がなくなります」
と笑いながら話すと先生は、
「それは昔に、孟子も言っていたことだよ」
と真面目に悩んでくれました(さすが、文学部・笑)。


エドモンドは人を信用できません。
妻も、道で会った人も、仲良くなった人も、神に使える人でさえも。
その「疑心」がエドモンドをさらに陥らせてゆきます。

誰かが少しだけお金を恵んでくれて、
誰かを少しだけ信用できて、
ちょっと後ろを振り返ることができたら、
道も変わっていたかもしれないのに。。。

そういう話でした。
最後のシーン、自分をひどい目に遭わせた黒人囚(大森さん)と
エドモンドは神の話をして、少しの光をみることができます。
私は、その黒人囚がひどい目に遭わせた黒人囚と同一人物なのかどうか、すごく迷いました。
同じ人なのか、そうでないのか、それによって、
エドモンドの救いの度合いは変わってくるように思ったからです。
ひどい目にあわされたとしても、それはそれ、と割り切れる余裕
その相手をもう一度信じることができるようになったエドモンドは、
また、やり直せるように思ったからです。
でも、これだけ騙され続け堕ちていく話だから、もしかしたら。。。と
少しわからなくなりました。
大森さんにそう尋ねると、
「同じ人じゃないと……
その相手と神の話をするわけでしょ?
そこに、救いがでてくるんじゃない?」
と答えてくれました。
(・・・もしかしたら、大森さんの言いたかったことは
全然違うことだったかもしれない。。。苦笑)

時々はこういう残酷な話も見たくなります。
だから芝居って面白いのかな。


一緒に見た知り合いは、
大森さんの伝道師が胡散臭くて救いもなくて面白いとしきりに言っていました。
一生懸命やればやるほど胡散臭くなっていく(大森さん談)「伝道師」、見物です(笑)。
それから、初めて見た平岩紙さん、チャーミングでパッと目立って、
何役もかわいい人間を見せてくれて、とてもすてきな女優さんでした!!





ちなみに私がどうやって抜け出したかって?
現状維持の方法と何が鬱屈しているのかの分析!!
そうするとどうしてか少し前に進めるのです。
私はつっかえたときにはいつもそうしています。





【当日券情報 (シス・カンパニーHPより)】

<当日券をご利用ください!> 
チケットぴあ当日券専用電話・・・・03-5237-9350
◎公演前日(昼公演・夜公演とも)の10:00~12:00、当日券専用電話にて
①購入のための整理番号予約 と
②キャンセル待ちの整理番号予約 を承ります。
(下記「注意事項」を必ずお読みください。)

◎お一人様1コール2枚まで。

①整理番号を取った方は、公演当日の開演1時間前に
②キャンセル待ち整理番号を取った方は 公演当日の開演15分前に
「こどもの城」1F青山円形劇場受付前に集合ください。
整理番号順に販売を開始します。
集合時間に遅れた場合、整理番号は無効となります。


◎販売内容:指定席=¥6500/補助席=\6500

◎店頭予約、Pコード受け付けはありません。オペレーター受け付けのみです。


<注意事項(必ずお読みください。)>
*整理番号はあくまでも購入権利の順番のため、ご予約時にはお席番のご案内はいたしません。
 窓口でご購入いただく時点で決定しますので、ご了承ください。
*開演1時間前の販売開始時間に当日券売場にお越しにならない場合は、整理番号は無効となり、キャンセル待ちの整理番号の最後尾に並んでいただきます。
*前日予約の予定枚数が終了した場合でも、当日欠番が出たり、または開演直前に関係者の受付 預かりチケットにキャンセルが出ることがあります。
 それに備えてキャンセル待ちの整理番号も前日予約を取ることにいたしました。
 ただし、あくまでも「キャンセルチケットが出る可能性がある」という段階なので、ご購入のお約束はできかねます。
 その点をご理解の上、キャンセル待ち整理番号の予約、ご来場をお願いいたします。

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そうそう、昨日の客席はいやに豪華でした。
私たちの右隣には、中村勘太郎さん、
左隣には、北村有起哉さんと永作博美さん、
そして、高橋克実さんにキムラ緑子さん。
勘太郎さんは、微動だにせず、
北村有起哉さんは乗り出したりいろいろ(笑)。
永作さんはちょーきれーだった。
足が細いのなんのって。うつくしい~。

『エドモンド』ご観劇になったんですね♪
やっぱりへヴィーな内容だったんですか・・・
胡散臭い大森さん、ちょっと観たかったです!!
大森さんと、さくらさんのお話も興味津々。思わず「納得」させられます。

それにしても、凄い客席ですね~
長塚さん演出作品にご出演されていたメンバーが多いですね。永作さん・有起哉さんは、
7月の『LAST SHOW』、高橋さんは、『ピローマン』。他の皆さんは、
どんな感じなんだろう。
永作さん、本当に可愛いですよね!スタイル抜群で、羨ましい限りです☆

個人的には、やっぱり有起哉さんに反応してしまいました(笑)
来月はエリザと並び『小林一茶』全力投球となります。
さくらさん、エリザシーズンではありますが余裕があれば
是非『小林一茶』観て下さい!!
ちなみに上演時間は3時間20分です☆
長っ!

☆静流さん
私も有起哉さんを発見したときには静流さんを思い出していました(笑)。
今日の朝日新聞夕刊、有起哉さん載っていますね。
ちょっと面白そうです。

このデヴィット・マメットという作家、
アメリカの資本主義をつくような作品を多く書いているそうです。
この作品もそこがポイントらしいです。
私、そのあたりはよくわかんなかったけど(^^;;;
おすすめは「グレンギャリー・グレン・ロス(邦題:摩天楼を夢見て)」とか???

朝日新聞夕刊にも有起哉さんの記事が掲載されて
いたんですね。し・・知らなかったv-12
どうやら毎日新聞の夕刊にも取材記事が掲載されて
いたらしく今新聞屋巡りをしている最中です☆
さくらさん、有起哉さんを見て私を思い出したんですか?!
散々、有起哉さんのこと語ってますモンね。
『小林一茶』是非♪

デヴィト・マメットの作品、確か去年観ているんですよ。
tptの『カモの変奏曲・・・』とか言うやつだったかな?
お勧め作品、ちょっと読んでみようかな!

☆静流さん
「グレンギャリー・グレン・ロス(邦題:摩天楼を夢見て)」は映画のようです。
最近のかな?
新聞、うちのでよかったら取っておきますよ。
まだあったら、だけど。。。
カラーだった。。。かな???

「グレンギャリー・グレン・ロス」は映画だったんですね!
機会があれば、見てみたいと思います。

新聞の件、もし未だ手元にありましたら、お願いしますi-189

PS
こちらのblog、linkさせて戴きますね。

☆静流さん
リンクありがとうこざいます!
私も、リンクした相手の更新が反映できるように
直したら、みなさんのblogをリンクさせていただこうと
思っているのですが、、、うまくいかん。。。
もう少し、お待ち下さい。
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さくら

  • Author:さくら
  • 禅さん観劇歴10年。
    日本刺繍歴24年。

    定職ももたず、
    夢ばかり追ってますが、
    生涯職人でありたいです。

    *今後の予定*



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